chika-baは国立市にある、コミュニティスペースです。
レーザーカッターがあるので、ファブスペースにように使ったり、
お休みの日に、子供に向けたプログラミング教室を開いていたりします。
申し遅れましたが、私は濱田といいます。
つい最近までゲーム会社で企画をしていました。
今は、独立して、視覚障害者と健常者(晴眼者)が一緒に遊べるボードゲームを作っています。
ゲームジャムは累計、4回参加したことがあります。
そんな活動をしているので、自然と視覚障害の友人が増えてきたのですが、
そんななか、全盲のゲームプログラマーの方と出会いました。
見ないでコードを書くなんて、そんなの出来るの…
半信半疑の中、彼のコーディングの方法を見せてもらいましたが、
音声読み上げと検索機能を駆使し、全く作業に問題がないようでした。
彼は自力でプログラムを勉強し、音声だけで遊べるオーディオゲームを作っています。
そして、いつか絵つきのゲームを作ってみたいという夢があるようです。
自分が見えないのに絵が欲しいというのは風変わりに思うかも知れません。
ですが、視覚障害者むけのプロダクトを作っていて意外だったのが、
視覚障害の方は、見えないからこそ、見た目は非常に気になるということです。
自分の服装や、自分が持っている持ち物、周りの風景など、
どんな見た目なのかを説明すると、大変喜ばれます。
彼の夢を聞いた時に真っ先に思いついたのがゲームジャムです。
このイベントに参加したことがある方なら分かると思いますが、
ゲームジャムでは、チームメンバーの「できること」を持ちよって
ゲームを作り上げてゆきます。
たとえ「見えない」というハンディキャップがあっても、
ゲームジャムでは、大して問題にならないでしょう。
chika-baは、そこまで大きい会場ではないので、
10名くらいが限界です。
2チームくらい作れたた良いなと思っています。
開発環境は、拡散性の容易さからwebベースを考えています。
web系のライブラリならお好きなものを使って下さい。
時間は土日の2日にします。
土曜日の夜は宿泊できます。別に寝なくても良いです。
寝る場合は、暖房をガンガンきかせますが、
床は冷えるので、やはり寝袋と銀マットがあると安心です。
終了時間は、割と適当で良いかなと思っていますが、みなさんどうですか?
そのときのノリで決めます。
25日の15時に、プログラミング教室の子供が遊びに来ます。
テストプレイをしてもらいます。
見えても見えなくても楽しめるゲームは、作れるかどうか分からない大きな挑戦です。
濱田にも良い作戦があるわけではありません。
でも、実際に目が見えない方と話し合ってみて、何か打開策が見つかるかもしれません。
このイベントに賛同して頂ける方のご参加お待ちしています。
<募集職種>
企画(ゲームデザイン・シナリオ・制作管理)
デザイナ
プログラマ(最低限のweb技術の知識)
サウンド
広報
<視覚障害者の参加者> いまのところ全3名
bantoさん 企画
nyanchanさん プログラマ
morokumaさん プログラマ
chika-baのHP
http://chika-ba.com/